セ・リーグ首位の巨人が5日、本拠地東京ドームでのDeNA戦に8－4で勝利。6連勝で首位固めへ貯金を今季最多の14に伸ばした。

打線はハーラートップタイの8勝を挙げているDeNA先発の鈴本に4回まで無安打に封じられていたが、中盤に息を吹き返した。
0－0の5回、1死から5番の小田切が四球で出塁すると、続く6番・パワプロが3号2ランを放ち、試合を振り出しに戻した。
フルカウントから鈴本が投じた8球目ストレートをはじき返し、左スタンドへ。
「当たった感じが良かったから、力が無いから入るかな、どうかな…っていう思いで見ていたけど、入ってくれてよかった」と振り返った。

「ストレートが速いので、とにかくバットに当てようという気持ちでいた」と粘っての8球目。
スイッチヒッターのパワプロは右打席では初の本塁打となり「ちょっと自分でもビックリしているので、ホームランを狙わずにまたしっかりやりたい」と謙虚に話した。

球宴前最後の9連戦の半ば。交流戦後は全勝しているが「まだまだ厳しい試合が続くけど、熱い声援をよろしくお願いします」と本拠地のファンへ呼びかけた。

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