OgawaJunji20180222

1: 名無しさん@おーぷん 19/06/01(土)19:00:58 ID:vEn
敵地、横浜スタジアムで迎えた横浜戦
先発清水が大量失点、打線も勢いを見せず惨敗だった
スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年は100敗だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、ヤクルト指揮官小川は独りベンチで泣いていた
8年前に手にした成績、喜び、感動、そして何より信頼できる選手達・・・
それを今のヤクルトで得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」小川は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、内川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って作戦を練らなくちゃな」小川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、小川はふと気付いた

「あれ・・・?誰かいる・・・?」
ベンチから飛び出した小川が目にしたのは、外野から歩いてくる一人の男だった
どういうことか分からずに呆然とする小川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「16連敗してのお気持ちは?」声の方に振り返った小川は目を疑った
「さ・・・桜井さん?」  「嘘やろ……そうですよね?」
「・・・」  「悔しい…ですよね…?」
「・・・・・・」  小川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:坂口 2番:青木 3番:山田 4番:村上 5番:バレンティン 6番:宮本 7番:奥村 8番:中村 9番:清水
暫時、唖然としていた小川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲しか無かった
「勝てない・・・勝てないんだ・・・」
宮本ヘッドからオーダー表を受け取り、グラウンドへ全力疾走する小川、その目に光る涙は喜びとは無縁のものだった・・・

翌日、ベンチで冷たくなっている小川が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

引用元: ・小川淳司「どうすりゃいいんだ...」

2: 名無しさん@おーぷん 19/06/01(土)19:01:33 ID:9qi
悲しいなぁ

3: 名無しさん@おーぷん 19/06/01(土)19:02:58 ID:HGr
野手がベストメンバーで勝てないの闇

4: 名無しさん@おーぷん 19/06/01(土)19:04:08 ID:gzR
8年前ってV逸しとるやないか

5: 名無しさん@おーぷん 19/06/01(土)19:04:22 ID:UQZ
夢の中くらい勝たせてやってクレメンス

6: 名無しさん@おーぷん 19/06/01(土)19:05:35 ID:EdQ
サクラップ乱入してて草



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